House hunting in the New Jersey: ニュージャージーでの家探し

さて、しばらく間が空きましたが、家を探すことと入居までのプロセスを書いていきたいと思います。僕が住んでいるところはCentral New Jerseyで町と町の間がかなり離れています。またこれは後でわかったことですが、仕事をする場所が複数に分かれるので、以下の条件が家を検討する際に考えなければいけないことでした。その条件を重要度合いをもとに記載していきます。

  1. 子供の教育を受けるSchool District
  2. 僕自身の勤務先へのコミューティングの時間
  3. ショッピングやレストラン等の充実度合い
  4. 様々なエンターティンメント(映画、屋外活動、美術館や博物館など我々家族が関心のある事柄)

この中でまず子供の教育は重要で、こちらでは税金がある意味直接的に教育に使われるので、税金の高めのところ、特にProperty Taxの高めの富裕層が住むような場所を選びました。またその中でも特に国際色が比較的豊かでDiversityがある程度確保されている場所を次のサイトをもとにして選びました。

これで地域と家のあたりをつけていきます。特にDiversityに関しては注意をしてみていきました。なぜならこの辺りは学校によっては特定の人種(白人や黒人だけでなく)が多数になる可能性があると事前に聞いていいたからです。なので、可能な限り満遍なくDiversityを確保できつつ、Property Taxが比較的高めの場所を選びました。

 

次に実際の家を選ぶのですが、これに関してはRealtorと呼ばれる不動産業者とサイトの2つの面から選んでいきました。不動産業者はいくつもありますが、僕の場合は知り合いのネットワークを基に選んでいます。またサイトについては複数ありますが、特によくみていたのはZillowというサイトでした。このサイトを使うと特定の条件で狙っている地域の家が地図上に現れていくので、自分の勤務先やショッピング、エンターテイメントのある場所などをある程度目星をつけながら検索できるので非常に便利でした。不動産業者も動いてくれますが、僕の方からいくつかの家のリストを不動産業者に渡し、彼らから先方の家に連絡してもらい内覧させてもらいました。少なくとも15件はみていたと思います。どれも個性的な家でありましたが、上記の条件に以下の条件を付けて最終的な家を選びました。

  1. Single House(普通の家)、Town House (家と家同士が繋がっていてある意味長屋のようなもの)、Condo(マンション)があるとしたら雪かきや庭の手入れをする必要のないTown Houseにする
  2. 地下がある場合はFurnished(壁などをちゃんと生成しているところ)であること
  3. 冬のことを考えるとガレージと部屋が直結されていた方がいいのでそのような直結されたガレージのある場所

なんだかんだで家を探しては内覧を繰り返していくと、だんだん目利きが効くようになり、ある程度見た瞬間、どの程度の家かわかるようになっていきました。最終的に選んだ家は渡米から6週間後に決定しました。

 

さて家が決まればここからは書類とお金のやりとりです。まず最初に申請用紙を記入します。これが大家さんによってOKとなったら、次に賃貸契約に関する細かな契約書の取り交わしをします。ここには毎月の金額のことや、例外規定や様々な事柄が記載されているのでサインをする前に十分納得した上で、サインをすることが必要です。サインをする前に細かな内覧会をさせてもらい、家のどんなところに傷があったり汚れていたりするかを記録に残すことも重要で、それらを大家さん共々確認しながら書類におこします。それらが全て整ったら、サインです。そしてその直後、ここNew Jerseyでは今回の案件に関与した双方の不動産業者に月の賃貸料金額の半額をそれぞれの不動産業者に手数料として払われます。また翌月の賃貸料金として大家さんにも賃貸料金をチェックで支払います。なので2ヶ月分の賃貸料金を一気に払う必要があるので注意が必要です。

 

これでようやく住む場所が確保できました。