School for your Kid in NJ お子さんのNJでの学校に関して

子供の学校の話は非常に難しい話です。何故なら、彼らの経験次第で彼らの将来はいかようにも変わってしまう可能性があるからです。これまで自由にやりたいことを家族を翻弄させながらも叶えて来てしまいましたが、今回の海外出向に関してはまず、子供達の意向を聞くところから始めました。一緒についてくるのか、それとも僕だけ単独で出向をするのかというところをまず聞きました。妻を通じて聞いたこの質問ですが、彼らの答えは意外にも付いてくるというものでした。特に長女は大学受験を控えていたので、日本に残って日本の大学に行くのだろうと想定していましたが、付いてくるというので、緊急スクランブル状態でアメリカの大学を探し始めました。

アメリカの大学はアイビーリーグを代表とする東海岸の大学の有名私立大学、スタンフォードなどの西海岸側の有名私立大学、その次の層を形成する形で有名州立大学があり、いくつもの層を重ねて大学のネットワークが築かれています。それぞれの大学に特色があり、日本では無名な大学でも米国では非常に有名な大学もかなりの数存在しています。(この辺りは日本で就職をせず米国で就職をするのであれば米国のみで有名な大学で先生の素晴らしい学校であればどこでも良いと思うのですが、日本に戻ることを考慮すると世界的に著名な大学の方が就職の際のハードルを高めなくて良いので難しいところです。)長女は米国東海岸では知られている大学に入ることができましたが、コースはなるべくはメジャーの転向がしやすくなおかつ、他の大学にも編入をしやすい大学を選びました。

長男に関しては住む場所が直結すると聞いていたので(というのは、米国は不動産に関する租税がかなりの率で教育関連に使われていると聞いていました)住居費用が比較的高めで安全なエリアを選ぶ必要がありました。つまり18歳以下のお子さんがいる場合は、安全性、会社までの距離、教育レベルを考慮したうえで住居を決める必要があります。僕の場合は比較的駐在の方が多めで安全性の比較的高めなところを選ぶことができました。

また渡米する前に一度東京の港区にある海外子女教育財団を訪れ、任地の状況や教科書の無料授与などに付いての話も聞きましたが、現地にすでにお住いの方の情報がやはり役立ったのと日本語補習校などで聞き入れた情報がやはり新鮮で役に立ったので、中高生以下のお子さんをお持ちであれば可能な限り早めに現地の方とネットワークを作ることをお薦めします。