Rotation to the US! アメリカ出向に関して!

これから2年間、アメリカの関連会社に出向という形で新たなビジネス上の知見を得る機会を得る時間をもらえました。アメリカは高校と大学を卒業した地であり、就職した企業も外資系が多かったため度々訪れているところでもあります。ただ、今回は家族を共に連れてきているのと、ビジネス的には今まであまり関わりのなかった業務領域への出向なので、どこまで自分を追い込みつつ、楽しめるかが一つのテーマとなっていました。

ここまで渡米してから約4ヶ月、これまでの過程を少しずつ書いて行きたいと思います。

I am so fortunate that I could receive 2 years of “Learning new business opportunities” thru the form of a sabbatical. United State is a place where I spent my high school and college and visited frequently thru my business life. While I am not a novice of US, this transition is a totally new experience because my family is coming along and the area that I will be working for is the totally new area. While this process would be “learning hard way”, “learning hard way with enjoyment” was one of my key themes.

So far, my journey has just passed for 4 months, and I would document how my learning and settlement went thru.

US Banking!アメリカの銀行に関して

海外出向が決まりかけていた時に行い始めたのが銀行口座の整理でした。これは後から知ったことでもありますが、毎年の税金処理を行う際に米国の税法上海外の口座の内容を明かす必要があるので整理したほうが管理がしやすくなるのと、これまで所属していた会社で無理やり作らされていた多数あった銀行口座があり、すでに休眠口座になっているものも多数あったのでこの際に、整理しておこうと思ったからでした。

僕の場合は、東京三菱UFJ銀行みずほ銀行、ゆうちょ銀行、埼玉りそな銀行など複数の口座があり、それらの中でも貯蓄効果が多少なりともあるもの、また現在の会社の給与口座になっているものなどをもとに2つの銀行にまず整理をしました。その口座を閉めるのはそれぞれの銀行の窓口にて所定の書類を記載すれば手続をしてもらえました。ただし、それなりに時間がかかるので、半日は潰れる覚悟をしておいたほうがいいかもしれません。

この後日本側の給与と日本側で発生する費用を処理する準備をするために、貯蓄のみに使う銀行と給与振込と日本側での諸経費支出管理をする銀行に分け、クレジットカードや公的な支払いなどをその銀行に集約する様に様々な支払い口座変更を行いました。

一方で海外出向時は給与は日本側の会社より振り込まれることになっていたので、海外送金などが強いSMBC信託にも口座をオンラインにて作り、そこに給与の一部を振り込む様にしました。これで米国側に銀行口座を持てば、お金を一括してSMBC信託より米国側の銀行に送金することができ、それぞれの銀行を役割ごとに管理できます。

米国に来てから口座を作ったのはJPモルガン チェイス銀行でした。口座を開設するには、ソーシャルセキュリティ番号は必要はないものの、米国側の勤務の実態と住所を出向先の会社が承認した旨を示す書類は必要とのことでした。もちろんパスポートでは足りないので、米国側の上司にその旨伝えて、サイン入りの書類を作成してもらい、銀行窓口に持ち込みました。開設するには小一時間ほど年収やどの様な目的で米国にいるのか、VISAの種類はなどといった質疑応答する必要がありました。

とはいえ口座自体はすぐに作成でき、キャッシュカード兼デビットカードが送られるということを確認できたので結果的には大きな問題もなくことを済ませることができました。(クレジットカードも同時にと思っていたものの、これはすぐにはできないとのことだったので時間をかけて行う作戦に切り替えました。)

銀行関連は時間はかかるものの一つ一つのプロセスや意味を持たせる使い方を学べたことがよかったと思いました。

US Visa

ビザの取得は実際に取得をした3ヶ月前から作業が開始されました。実際のところスタートは、勤めている会社が使用している代理店に対して、今回取得するLー1ビザを取得する際に必要になると思しき情報、つまりこれまでの社歴や、現在自分で管理をしている組織の組織構成、売上に対する責任やそのための戦略など、なぜ自分個人の能力や過去の経歴が出向先で必要なのかを説明できる事柄を共有しました。代理店はこの情報を基に米国の弁護士を用いてビザ取得に必要な書類を出向先のスポンサーと共に書き上げてくれました。もちろん英語です。上記簡単には書いていますが、かなりの情報のやり取りを行い準備に約2ヶ月半近い日数がかかりました。

この出来上がった書類とビザの申請に必要なパスポートと戸籍謄本などを揃え、オンラインで申請登録をするのですが、このUSのビザ申請のサイト、MACSafariからでは何故か一問ごと保存をしないと先に進みません。なので別途Internet Explorer の入ったWindows PCから別途申請を行いました。終了した際は申請確認時に出来上がったものは全て忘れずに印刷を行い持参しています。

実際の申請に関してですが、他のサイトの記載にもあるように物は最小限にするべきと思いました。我々家族は東京のアメリカ大使館に時間ギリギリに入ることになりましたが、まず最初に通過しなければ行けないx線などの検査のところでは少ない荷物だったためすんなり入ることができました。次に所定の種類があるかどうか確認をされましたが入った早々、並んでいる人の数を見て、走る必要はなかったと後悔しました。

受付で書類を再度確認され、その後、さらに書類の一部を確認された後に、審査官に呼ばれ質疑応答が行われました。他の方の様子も見ていましたが、学生には概ね日本語で問答をしていたように思います。我々はまず、私に質問があり、前述した2ヶ月半かかった書類の内容を確認するような、内容の質問をメインにされ、その後家族に対して簡単な質問をされています。

面談が終わるとその場でビザの給付はOKという話を口頭でもらい、ビザ自体が発行されたパスポートと関連書類は1週間ほどで送られると言われました。実際には中三日で届いたので、ほぼその日のうちに処理されて投函されたのだと思います。こうしてようやく渡米するための公的な準備が出来上がりましたが、まだまだ荷物の送付や日本側の様々な処理が残っているのもありうんざりしたことを覚えています。もちろんそんなことは会社では言わず、喜びに満ちた顔で引き継ぎのための業務を進めていました。

School for your Kid in NJ お子さんのNJでの学校に関して

子供の学校の話は非常に難しい話です。何故なら、彼らの経験次第で彼らの将来はいかようにも変わってしまう可能性があるからです。これまで自由にやりたいことを家族を翻弄させながらも叶えて来てしまいましたが、今回の海外出向に関してはまず、子供達の意向を聞くところから始めました。一緒についてくるのか、それとも僕だけ単独で出向をするのかというところをまず聞きました。妻を通じて聞いたこの質問ですが、彼らの答えは意外にも付いてくるというものでした。特に長女は大学受験を控えていたので、日本に残って日本の大学に行くのだろうと想定していましたが、付いてくるというので、緊急スクランブル状態でアメリカの大学を探し始めました。

アメリカの大学はアイビーリーグを代表とする東海岸の大学の有名私立大学、スタンフォードなどの西海岸側の有名私立大学、その次の層を形成する形で有名州立大学があり、いくつもの層を重ねて大学のネットワークが築かれています。それぞれの大学に特色があり、日本では無名な大学でも米国では非常に有名な大学もかなりの数存在しています。(この辺りは日本で就職をせず米国で就職をするのであれば米国のみで有名な大学で先生の素晴らしい学校であればどこでも良いと思うのですが、日本に戻ることを考慮すると世界的に著名な大学の方が就職の際のハードルを高めなくて良いので難しいところです。)長女は米国東海岸では知られている大学に入ることができましたが、コースはなるべくはメジャーの転向がしやすくなおかつ、他の大学にも編入をしやすい大学を選びました。

長男に関しては住む場所が直結すると聞いていたので(というのは、米国は不動産に関する租税がかなりの率で教育関連に使われていると聞いていました)住居費用が比較的高めで安全なエリアを選ぶ必要がありました。つまり18歳以下のお子さんがいる場合は、安全性、会社までの距離、教育レベルを考慮したうえで住居を決める必要があります。僕の場合は比較的駐在の方が多めで安全性の比較的高めなところを選ぶことができました。

また渡米する前に一度東京の港区にある海外子女教育財団を訪れ、任地の状況や教科書の無料授与などに付いての話も聞きましたが、現地にすでにお住いの方の情報がやはり役立ったのと日本語補習校などで聞き入れた情報がやはり新鮮で役に立ったので、中高生以下のお子さんをお持ちであれば可能な限り早めに現地の方とネットワークを作ることをお薦めします。

 

Water and Gas lines' アメリカでの水やガスの導入に関して

渡航前には様々な役所関連、教育関連の手配をする必要があります。まずは一通りどの役所でどんな手続きをしたかを列挙します。

区役所または市町村の役所:海外転出届け。出向期間は地方税などの処理のためにまずは一旦、転出届を提出します。ただこれを提出してしまうと印鑑証明や諸々の区役所関連で取得できる書類をもらうことができなくなってしまうので、車などの売却をしなければいけない方はまずは車を売る手配をしたうえで、印鑑証明などを事前に取得することをお勧めします。また世帯主が児童手当などの受け先に指定されている場合などは、世帯主が先に転出届を出してしまうと、残った方に児童手当の送付先の移管などの作業が発生するので、この辺りもご家族で事前に調整する必要があります。

水道、ガス、電気:これらは全て妻に頼みました。妻と子供達は僕の数週間後、渡米の予定になっていたので、最後まで使える様にしておきました。この中で電気だけはセコムさんのセキュリティーを継続して使用する予定だったので、結局休止届はしていません。水道とガスに関しては事前に日にちと時間を設定しておけば、その日時に栓を閉じるなどしてくれました。

インターネット:これは僕が行いました。日本の自宅にはauひかりを入れてありましたが、プロバイダはDTIでしたので、DTIに電話連絡をしたところカスタマーサービスの方が、受信機を戻すための箱を事前に着払いで送付できる様に手配をしてくれました。妻や子供達は最後の最後までインターネットを使いたいと要望があったので、受信機とACアダプターの場所を教えて、カスタマーサービスより送られてきた箱を渡し、妻が出発前日に送付しました。

携帯電話:携帯電話はNTT DOCOMOをベースにしiPhoneを使用していましたが、事前にSIM フリー化の手続きを行いました。米国にきてからはCricket社のSIMを購入して、家族プランで運用しています。(Cricket社のネットワークですがAT&T系列のMVNOと認識していました。僕個人は現地会社からVerizon系の携帯電話も支給されるので、そのネットワークの違いを比較したこともありますが、Verizon系の方が繋がる様に思います。一つの例としてはよく行くTARGETというスーパーマーケットでVerizonの携帯は繋がる一方でCricketのSIMの入ったiPhoneは圏外を示すので広い店内で家族同士バラバラになったときにどこで会うとか示し合わせないといけません。)

自動車:妻の軽自動車はBig Motorさんに引き取っていただきました。東京に住んでいながら4WDのターボを選んでいたので、雪深い上信越では重宝がられるとのことなので相場より20万ほど高めに引き取って頂きました。車の売却は非常にやな思い出があり、以前一度に複数社の見積もりを同時にした際、なぜうちだけ呼ばなかったとか、それぞれが示し合わせた様な金額を提示したりということがあったので、今回は1社のみ、それも大手のみを選んだこと、また店長と直接話をすることで余計な駆け引きが省けたのが非常によかったです。

まだいくつか漏れもあるかと思いますが、とりあえず日本側での準備に関する記事はこの程度にして、次回からは誕生日に渡米するあたりの事柄を記載したいと思います。

Water

Got to the US!

さて、今日は渡航当日の様子を記述したいと思います。渡航すると決めた日はまさに自分の誕生日。一日が36時間近くに感じられる日を選びました。今までの人生の中でまさに最長です。前日までに持っていくバックに荷物は詰めておいてあります。帯同させるバック類は以下の様な形にしました。

TUMIのブリーフケース。26141 – 多数の日本人ビジネスマンが持つであろうこのバックを、昔から愛用しているのです。これには出向先の会社に必要な手帳、文具、VISA関連の書類諸々を入れ込みました。

TUMIのスーツケース。22020 – このスーツケースは機内に持ち込み、大型のスーツケースが直ぐに手に入らなかったときのために最低限必要な衣類、常備薬を入れました。本当はすでに絶版になっていた22021の機内持ち込みが恐らくすれすれのサイズのスーツケースが欲しかったのですが、諸事情によりこの22020を数年前に購入。マチがジップを開くことによって広がるので、かなりのものが入ります。マチを広げた場合でも国際線のビジネスクラスではほぼ棚を占有できるので問題になったことはありません。(本来はいけないのでしょうが、Duty Freeでお土産などを購入してしまうと手荷物の数が増えるのが嫌なので、このスーツケースに入れてしまいます。

Rimowa Salsa – Sports Multiwheel 80 – このスーツケースは以前ハイパーメディアクリエィターと呼ばれた方々書かれた本に記載されていたものと同レベルのもので、上から見るとほぼ正方形に近い形をしており、その本に記載されていた様に炊飯器が収まるくらいのサイズです。このスーツケースには2週間分の衣類、フォーマルな靴とジム用の靴、その他2週間生活するのに必要と思われる物を入れ込みました。

Peak DesignのEveryday bag – これはCloudfundingで見つけたもので、最初の方に申し込んだので、比較的安価に購入することができました。これにはカメラやMac Book Proなどパーソナルに使用する電気機器類を入れ込みました。

上記4つのバックのうちRimowa以外を機内持ち込みにして、羽田空港を目指しました。国際線に乗る時、特に気にかけているのは長時間乾燥した空間に居なければいけないので、肌の弱い自分としては、いつも出発前にシャワーを浴び、保湿剤を塗り、もっとも楽な格好(オススメはユニクロのパーカーとスェットです。特にパーカーはお腹の部分にポケットがあってポケットの中で両手が触れるものをオススメします。この格好であればほぼ寝巻きの様な状態なので寝ても問題ないですし、お腹のポケットに重要なパスポートや財布などを入れ込んで手を入れておけば安心です。

空港には妻が一緒に来てくれて荷物のチェックインなどを手助けしてくれたので非常に楽をさせてもらいました。羽田空港の国際便はX線検査や出国手続きなどの距離が非常に短くコンパクトにできているので成田空港よりも非常に利便性が高いです。またゲート自体が新しいのでと様々なセレクトショップが入っているので見ていても楽しめます。

国際線を使う場合はいつもJALJAL所有の機材で旅行できる様に手配をしてもらいます。コードシェア便になった場合はJALのお持てなしが受けられないのは非常に致命的なのです。海外の任地はGreater New York AreaなのでJFKを目指します。12時間の空の旅です。

米国に着いた際の入国手続きで、一つ気になっていたのがVISA関連の資料でした。米国大使館からはVISAの書類を2つ送り返されていました(二つとも中身は同様)ので、その内の一つを僕が、もう一つは妻が使用する様にしました。その書類で通れるのか、通ったあとI-94をもチェックをして入国審査官の誤りがないか、ある場合はその場で修正依頼をかけないとその後の諸手続きに時間がかかると聞いていたのです。

JFK空港に着いたのは午前早めでしたので、入国審査官はあまりいませんでした。30分ほど待って審査を受けた際にパスポートとVISAの書類を提出しました。その際にいくつか仕事関連の質問を受けましたが、書類に書いてある内容を返答しています。その後、預けていた荷物を受け取り、UBERで会社が手配してくれたアパート目指しました。

ようやく、アメリカの地にたどり着きましたが、ここから怒涛の日々が始まります。アパートに着いた瞬間、これからの大変さを思い、気が遠くなったのをおぼえています。が、何事も経験と気持ちを切り替え、すぐさま会社が手配してくれたレンタカーを借りに行ったのでした。

次は何もないアパートに必要なものを購入していく生活準備関連を記載します。

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House hunting in the New Jersey: ニュージャージーでの家探し

さて、しばらく間が空きましたが、家を探すことと入居までのプロセスを書いていきたいと思います。僕が住んでいるところはCentral New Jerseyで町と町の間がかなり離れています。またこれは後でわかったことですが、仕事をする場所が複数に分かれるので、以下の条件が家を検討する際に考えなければいけないことでした。その条件を重要度合いをもとに記載していきます。

  1. 子供の教育を受けるSchool District
  2. 僕自身の勤務先へのコミューティングの時間
  3. ショッピングやレストラン等の充実度合い
  4. 様々なエンターティンメント(映画、屋外活動、美術館や博物館など我々家族が関心のある事柄)

この中でまず子供の教育は重要で、こちらでは税金がある意味直接的に教育に使われるので、税金の高めのところ、特にProperty Taxの高めの富裕層が住むような場所を選びました。またその中でも特に国際色が比較的豊かでDiversityがある程度確保されている場所を次のサイトをもとにして選びました。

これで地域と家のあたりをつけていきます。特にDiversityに関しては注意をしてみていきました。なぜならこの辺りは学校によっては特定の人種(白人や黒人だけでなく)が多数になる可能性があると事前に聞いていいたからです。なので、可能な限り満遍なくDiversityを確保できつつ、Property Taxが比較的高めの場所を選びました。

 

次に実際の家を選ぶのですが、これに関してはRealtorと呼ばれる不動産業者とサイトの2つの面から選んでいきました。不動産業者はいくつもありますが、僕の場合は知り合いのネットワークを基に選んでいます。またサイトについては複数ありますが、特によくみていたのはZillowというサイトでした。このサイトを使うと特定の条件で狙っている地域の家が地図上に現れていくので、自分の勤務先やショッピング、エンターテイメントのある場所などをある程度目星をつけながら検索できるので非常に便利でした。不動産業者も動いてくれますが、僕の方からいくつかの家のリストを不動産業者に渡し、彼らから先方の家に連絡してもらい内覧させてもらいました。少なくとも15件はみていたと思います。どれも個性的な家でありましたが、上記の条件に以下の条件を付けて最終的な家を選びました。

  1. Single House(普通の家)、Town House (家と家同士が繋がっていてある意味長屋のようなもの)、Condo(マンション)があるとしたら雪かきや庭の手入れをする必要のないTown Houseにする
  2. 地下がある場合はFurnished(壁などをちゃんと生成しているところ)であること
  3. 冬のことを考えるとガレージと部屋が直結されていた方がいいのでそのような直結されたガレージのある場所

なんだかんだで家を探しては内覧を繰り返していくと、だんだん目利きが効くようになり、ある程度見た瞬間、どの程度の家かわかるようになっていきました。最終的に選んだ家は渡米から6週間後に決定しました。

 

さて家が決まればここからは書類とお金のやりとりです。まず最初に申請用紙を記入します。これが大家さんによってOKとなったら、次に賃貸契約に関する細かな契約書の取り交わしをします。ここには毎月の金額のことや、例外規定や様々な事柄が記載されているのでサインをする前に十分納得した上で、サインをすることが必要です。サインをする前に細かな内覧会をさせてもらい、家のどんなところに傷があったり汚れていたりするかを記録に残すことも重要で、それらを大家さん共々確認しながら書類におこします。それらが全て整ったら、サインです。そしてその直後、ここNew Jerseyでは今回の案件に関与した双方の不動産業者に月の賃貸料金額の半額をそれぞれの不動産業者に手数料として払われます。また翌月の賃貸料金として大家さんにも賃貸料金をチェックで支払います。なので2ヶ月分の賃貸料金を一気に払う必要があるので注意が必要です。

 

これでようやく住む場所が確保できました。